セキュアなプライベート アクセス(ZPA)
クライアントホスト名の検証
クライアント ホスト名を検証すると、P2P接続用のエンドポイントを登録して、他のクライアントからのZPA経由の着信接続を受け入れることができます。エンドポイントを登録するには、許可されたホスト名の正規表現をテナントごとに設定します。この正規表現により、Zscaler Client ConnectorがP2P接続を許可するエンドポイントを制御できます。FQDNがこの正規表現に一致するエンドポイントが登録されます。詳細については、クライアント間接続の詳細説明およびサーバーとクライアント間の接続の詳細説明を参照してください。
特権リモート アクセス(PRA)用に設定されたアプリケーションが、P2P接続用に設定された有効なクライアント ホスト名と一致し、ユーザーのデバイスもP2P接続用に設定されている場合、PRAはサポートされません。
P2P接続を有効にする前に、次の前提条件が満たされている必要があります。
- リモート ユーザーが、接続先のマシンにZscaler Client Connectorバージョン3.9.0.169以降をインストールしていることを確認します。接続先のマシンのZscaler Client Connectorには、マシン トンネルが展開されている必要があります。詳細は、Zscaler Client Connector アプリのダウンロードについての理解を参照してください。
- エンドポイントまたはデバイスに有効で完全かつ一意のFQDNがあることを確認します。
クライアントのホスト名を検証するには、次のようにします。
- [リソース管理]>[アプリケーション管理]>[Application Segments]>[定義済みApplication Segments]の順にアクセスします。
- (省略可)ウィンドウがコンパクトでサイズ変更されている場合は、[メニュー]アイコン(
)をクリックして、機能のドロップダウンメニューを表示します。
- [クライアントホスト名検証]をクリックします。
[正規表現の編集]ウィンドウが表示されます。
- [正規表現]フィールドで、有効な正規表現を構成します。
たとえば、正規表現[.*.example.com]を入力すると、この正規表現に一致するドメイン(例:[test.example.com])に参加したデバイスで、P2P接続を確立することができます。
アプリケーションとワークステーションの両方で同じ名前空間を使用している場合、Zscalerでは、P2P接続とアプリケーション アクセス用に異なるApplication Segmentsを作成することを推奨します。リモート アシスタンスを正常に有効にするには、P2P接続用に指定されたApplication Segmentが、ステップ4で定義した正規表現と一致している必要があります。
- 保存 をクリックします。