ZIdentity
APIクライアントの追加
Zscaler APIリソースにアクセスするアプリケーションまたはサービスには、APIクライアントが作成され、ZIdentity管理ポータルでプロビジョニングされている必要があります。APIクライアントが認証リクエストを送信すると、ZIdentityは認証メカニズムに応じてクライアントのシークレットまたはアサーションを検証し、アクセス トークンを発行します。APIクライアントは、このアクセス トークンを使用して、必須APIリソースへのアクセスを要求します。ZIdentityは、APIクライアントを承認するためにOAuth 2.0クライアント資格情報付与タイプをサポートしています。
APIクライアントおよびリソース モジュールにアクセスするための完全な権限が割り当てられたZIdentity管理者は、ZIdentity管理ポータルでAPIクライアントを構成できます。詳細は、管理者ロールと権限を参照してください。
APIクライアントを追加するには、次の手順を実行します。
- [統合]>[APIクライアント]に移動します。
- [APIクライアントの追加]をクリックします。
- [APIクライアントの追加]ページでは、[クライアント]タブがデフォルトで選択されています。次の詳細を入力します。
- [クライアント情報]:
- [名前]: APIクライアントを識別するための名前を入力します。
- [説明]: APIクライアントの目的を示す簡単な説明を入力します(例:この名前を使用して、OneAPIと対話するソフトウェア アプリケーションまたはスクリプト)。
[ステータス]:ステータスを有効にします。これにより、APIクライアントはAPIリソースを認証して使用できます。
ステータスが無効の場合、APIクライアントはZIdentityによって発行されたアクセス トークンを取得できません。
- [アクセストークンの有効期間]: APIリソースへのアクセスに使用されるアクセス トークンの有効性。時間を分単位で入力します。最小有効期間は1分、有効期間は最長24時間です。
[クライアント認証]:サポートされている認証方法として、JSON Web Key (JWK)仕様、証明書と公開キー、またはシークレットのいずれかを設定します。また、アプリケーションで同じ認証方法を設定する必要があります。例えば、ZIdentity管理ポータルでJWKを設定する場合、アプリケーションは認証用に送信される際に、同じキーを使用してJSON Webトークン(JWT)に署名し、検証する必要があります。
[クライアントJWKs URL]:検証のためにキーを取得する必要がある[クライアントJWKs URL]を入力します。JWTは、アプリケーション間でデータを安全に送信するために使用されるURLセーフ トークンです。JWK URLは、APIクライアントによって発行されたJWTの署名を検証するために、APIサーバーによって使用される、JSON形式の公開キーのセットをホストします。
[証明書/公開キー]:公開キーを含む.pemファイルをアップロードします。ZIdentityは公開キーを読み取り、認証を確認します。
[シークレット]: [追加]をクリックします。キーは自動生成され、有効期間とともに表示されます。このキーは一度生成されると、更新することはできません。最短期間は30日、最長期間は365日です。シークレット キーをコピーして、再度表示されないように、ローカル フォルダーに保存します。最大2つのクライアント シークレットを追加できます。3つ目のクライアント シークレットを追加すると、新しい値によって最新のクライアント シークレットが置き換えられます。そのため、クライアント シークレットは常に2つのみ設定できます。
- [クライアント情報]:
[リソース]タブを選択します。
ロール(範囲)といっしょにテナントにリンクされているZscalerサービスのAPIを参照できます。範囲とは、特定のAPIリソースへのアクセスを制限する権限を指します。ロールは、それぞれのZscalerサービス管理ポータルで割り当てられ、ZIdentityと同期されます。詳細は、OneAPIについての理解を参照してください。
- APIクライアントがアクセスできる必須 API リソースを選択します。お客様は、割り当てられている範囲に応じて、各Zscaler サービスおよび各 one API リソース対象のみを選択できます。
保存 をクリックします。
APIクライアントの詳細を保存すると、ZIdentityはクライアントIDを自動生成され、[APIクライアント]のページに表示されます。
- API呼び出しを行うには、トークンまたはシークレットと共にクライアントIDを提供する必要があるため、クライアントIDをコピーして保存します。
- [APIクライアントを編集]のウィンドウからクライアントIDをコピーすることもできます。
- [APIクライアント]ページで、新しく設定したAPIクライアントの[編集]アイコンをクリックします。
[APIクライアントの編集]ウィンドウで、クライアントIDをコピーしてローカル フォルダーに保存します。
- [APIクライアントを編集]のウィンドウからクライアントIDをコピーすることもできます。