デジタル エクスペリエンス モニタリング(ZDX)
アプリケーションについて
アプリケーションページには、設定されたアプリケーションの概要が表示されます。 Zscalerサービスには事前定義されたアプリケーションが用意されていますが、カスタマイズされたアプリケーションを構成することもできます。各アプリケーションは、対応する プローブが関連付けられているように設計されています。
[アプリケーション]ページには次のメリットがあり、次のことが可能になります。
- アプリケーションを構成または追加するには、インサイトを得るためにWebプローブとクラウド パス プローブを作成します。
- アプリケーションのテナント アクセスを構成します。
- ポートの使用状況に基づいて、上位のプライベート アプリケーションをZscaler Private Access (ZPA)から管理します。
ZDX Admin Portalでは、次の2つのタイプのアプリケーションを設定できます。
- 定義済みアプリケーション:組織用に設定するためにZDX Admin Portalによって提供されるSaaSアプリケーション。アプリケーションごとに定義済みのパスがあります。Zscalerでは、テナントIDを必要とするアプリケーションに対して、組織のSaaSテナントへのこれらのパスを設定することを推奨します。定義済みアプリケーションのリストを表示するには、ZDX用定義済みアプリケーションを参照してください。
- カスタム アプリケーション:カスタマイズ可能なSaaSまたはWebアプリケーションで、ZDX Admin Portalで組織用に作成し、オンボーディングすることができます。
デフォルトでは、すべての定義済みアプリケーションにはWebとクラウドパスのプローブが事前設定されており、オンボーディング時に自動的に有効になります。
カスタムアプリケーションを作成する場合は、それを有効にするためのWebプローブを作成する必要があります。ほとんどのアプリケーションには、アプリケーションのフロント ドアを監視するための少なくとも1つのWebプローブと1つのクラウド パス プローブがあります。ネットワークアプリケーションは例外で、監視に必要なクラウド パス プローブは1つだけです。詳細は、アプリケーションの概要の監視を参照してください。
Microsoft Teamsの場合、Teamsクライアントの接続と通話シグナリングを監視するアプリケーション フロント ドアー(teams.microsoft.com)に加えて、メディア通信を処理するTeams Transport Relayサービス(world.tr.teams.microsoft.com)を監視するための追加のクラウドパスが作成されます。
ほとんどの定義済みアプリケーションまたはカスタム アプリケーションを有効にするにはWebプローブをオンボードする必要がありますが、ネットワーク アプリケーションに必要なクラウド パス プローブは1つだけです。
アプリケーションのプローブを表示する手順は次の通りです。
- コンフィグレーション > アプリケーション にアクセスしてください。
- [定義済みアプリケーション]セクションまたは[カスタム アプリケーション]セクションで、テーブル内の[アプリケーション]行を展開します。
アプリケーションに対して構成されているすべてのプローブが、現在のステータスとともに表示されます。詳細は、プローブについてを参照してください。
まだ完全に起動していない定義済みアプリケーションのステータス は、[定義済みアプリケーション]リストで[保留中のオンボーディング]と表示されます。
アプリケーションページについて
[アプリケーション]ページ([構成]>[アプリケーション])では、次の操作を実行できます。
- 新しいカスタム アプリケーションを追加します。
- 構成したアプリケーションの プローブを表示および管理します。
- 上位のプライベート アプリを管理します。
- [ユニファイド コミュニケーション]または[Webアプリケーション]を展開します。
- アプリケーションを編集する.
- 定義済みアプリケーションを設定します。
- 新規プローブを追加します。
- カスタムアプリケーションを削除します。定義済みのアプリケーションを削除することはできません。
